米半期金融報告書 関税が物価に与える影響は極めて不確実
米FRBは半期金融政策報告書(ハンフリー・ホーキンス報告書)を議会に提出。来週火曜日に下院金融サービス委員会、水曜日に上院銀行委員会でパウエル議長が同報告書に基づく議会証言を実施する。
報告書ではトランプ関税について、今年度の関税引き上げが米物価に与える影響について「極めて不確実」とした。
雇用については、過去数年に比べて労働供給に力強さが欠けると、移民の影響を指摘。もっとも、雇用が緩やかに増加し、失業率も低水準にとどまっているとして、労働市場は堅調な状態としている。
金融政策は好位置にあり、当局は見通しが一段と明確になることを待つことができるとしている

執筆者 : MINKABU PRESS
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